2013年8月13日

義兄が一人暮らしをする実家。お盆かざりは逆に義兄にとって負担になるのではと躊躇していたが、叔母と二人で出かけて
葦製の小さなむしろと精霊馬、精霊牛、果物だけをかざりつけてきた。
母が存命で姉が元気だった頃は、四方に笹を立てて鬼灯も添えるという華やかさで
みんなで集まり、まわり灯篭のスイッチを入れた後も、あれやこれやと話をしながら過ごした時間が
どれだけ幸せなものだったかを噛み締める。
もちろん、義兄が実家の仏壇を守ってくれていることに感謝してもしきれない。

叔母の家に寄ったら桜の木で大きな鳴き声を立てていたみんみん蝉におしっこをひっかけられた。
ぎゃあと叫んだが、鼻で嗅いでみると無臭。蝉は樹液だけを吸って生きているので、その汁だと知り、安堵する。