奈々福さんの「語り芸パースペクティブ第六回、女流義太夫」。人間国宝・竹本駒之助師匠と鶴澤寛也さんの会、またもや素晴らしく、感動。
駒之助師匠の毅然とした存在感、冷静にして微細な語り。決して涙を誘うような語りではないのに、いつの間にか情を動かされ、涙が溢れていた。その力量にただただ恐れ入ってしまう。駒之助師匠が、師である四代竹本越路大夫から度々言われたという「余して語るな」「死んでもええやないか、ここで楽してどうなる」という言葉。芸道を全うする人たちに憧れるなあ。

青梅街道沿いの郵便局へ行ったついでに、JAのあぐりーんで杉並産のナスとピーマン、枝豆を購入。ナス入り青椒肉絲を作り、カレイの西京漬、枝豆という簡単な料理だけれど、充実の夕飯でした。